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新入生の皆様、この度はご入学おめでとうございます。
　「居合道」とはなんぞや？と皆様思われたことでしょう。居合道とは刀を使って型を示しその迫力や完成度を競う武道です。居合道の歴史は古く、時を遡ること戦国時代、その時代から様々な流派が生まれ、今では全国で大会が開かれ老若男女に親しまれる生涯スポーツとなっています。一般的に居合道で使われる日本刀は模擬刀であり、見た目の割に安全な競技です。
　我々神戸大学居合道部では「夢想神伝流」という流派の型を稽古しています。居合の型は一人で演じるものなので練習は自分のペースで取り組めます。また全日本剣道連盟認定の段位が取得できるので活動の成果を目に見える形で残すことが出来る上、大会に参加することでも成果を感じることが出来ます。冬と夏には合宿を行う予定にしております。
　しかしながら居合道部は武道系の団体のため、「練習の上下関係が厳しそう……」や「飲み会が怖そう……」等と要った不安を持った方もいるのではないでしょうか。その心配は無用です！居合道にはそのような厳しい上下関係はなく、そのような垣根なくわいわいするような人たちが集まっていますし、飲み会で後輩に強要することは決してありません。また、我が部は活動が勉強の妨げにならないよう、講義にきちんと出た上で稽古に出ることを推奨しています。アルバイトや他の部・サークルと掛け持ちしている部員もいます。
　居合道は余り厳しい運動ではないため、中高で運動経験がない人や女性でも活躍の場があり部員の男女比にも大きな偏りは例年ありません。女子だから、文化部だからといった心配は無用！居合道は姿勢がとても重要なので姿勢が良くなったり、スタイルが良くなったり、成績が良くなったり、恋人が出来たり、宝くじが当たったり、時を駆けたり、人間を超越したりします。まさに「やってて良かった居合道！」（諸説あり）
　さて、このように居合道部について書いてきましたが、居合道がどんなものか、居合道部がどのような集団か実際見てみないと分からない！武道をとりあえずやってみたい！刀格好いい！大学入ったし何かやってみたい！などどんなキッカケでも大歓迎です。是非一度見学に来て刀を振ってみて下さい！
　部員一同お待ちしています！